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現代教養文庫ライブラリ:ノンフィクション~表現の冒険

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非命の譜~神戸・堺浦両事件顚末(上)

[著者] 日向康 井出孫六解説

1925年栃木県生まれ。
1945年陸軍士官学校復員卒業。
この年より仙台に住み、林竹二に師事。『果てなき旅』で1979年度第六回大佛次郎賞受賞。終生のテーマである田中正造、林竹二を中心として、旺盛な創作活動を続けている。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

非命の譜~神戸・堺浦両事件顚末(下)

[著者] 日向康 井出孫六解説

幕末・明治維新の背後で、急転回ゆえの惨劇が生じていた。首謀者12人目の切腹が行われようとしたとき、フランス側立会人が怯懦によって退席したという一件の堺事件と、神戸事件であった。大岡昇平の鴎外批判に触発されてなった労作。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

明治四十三年の転轍 ~大逆と殉死のあいだ

[著者] 河田宏

石川啄木は明治43年を「時代閉塞の現状」ととらえた。明治国家体制がほぼ構築されたとき、12名が大逆をもって処刑された衝撃は大きかった。本書は、乃木希典とその殉死を軸に出来事の関連と群像を重ねて、「明治の深層」を描いた労作。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

青春は築地小劇場からはじまった ~自伝的日本演劇前史

[著者] 阿木翁助

恐慌の嵐が吹き荒れる1930年代、劇作家として世に出たが、世は治安維持法下にあって「左翼劇場」に所属した著者は官憲にマークされる。「ムーラン・ルージュ」や「新派」などを舞台に、日本演劇の重大な変革期の記録として貴重な証言。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

吉原はこんな所でございました

[著者] 福田利子

ひとりの女性の半生を通して語られる吉原の移り変わりの詳細な記録。徳川時代、官許の場として集められた女たちは、時代を経て戦中には軍の徴発を、戦後は占領軍対策にあてられた。長じて松葉屋の女将となる少女が見た廓と女たち。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

満州、小国民の戦記(上)

[著者] 藤原作弥

執筆の動機は、父親から「お前は新聞記者だが、一度は自分の歴史を調べて書くべきだ」と言われたことによる。昭和20年8月、8歳だった著者は、ソ満国境に近い興安街を脱出、朝鮮との国境の町の安東に辿りつく。付「子供の戦記」

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

満州、小国民の戦記(下)

[著者] 藤原作弥

執筆の動機は、父親から「お前は新聞記者だが、一度は自分の歴史を調べて書くべきだ」と言われたことによる。昭和20年8月、8歳だった著者は、ソ満国境に近い興安街を脱出、朝鮮との国境の町の安東に辿りつく。付「子供の戦記」

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

内なるシベリア抑留体験  石原吉郎・鹿野武一・管季治の戦後史

[著者] 多田茂治

「すなわち最もよき人びとは帰ってこなかった」とは名著『夜と霧』の冒頭部だが、この三人の軌跡を語ってあまりある。自己に誠実であり、他者を助けることをいとわなかった人びとは、祖国に居場所を見つけることができなかった。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

花岡事件の人たち ~中国人強制連行の記録

[著者] 野添憲治

「この著の中心をなしている三人の話は、生き方の強さ、戦争のむごたらしさと同時に、戦争責任とは何か、人間が生きるとは何かということを、日常の生活感覚のなかで『問い』かけている」十数年にわたる聞き書きによってなし得た労作。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

ニッポン奇人伝

[著者] 前坂俊之

「奇人とは、稀人であり、貴人でなければならない」と本書は規定する。永井荷風、坂口安吾をはじめとする作家、中江兆民、石原莞爾、阿部定など明治から昭和までの多士済々。独創性や個性、「貴」なるものを排除する日本に稀な人々。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

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