湖は月の光に満ちて来る

湖は月の光に満ちて来る 表紙イメージ

[著者] 桜田靖

東京の国立大学生花園司郎は夏休みに仲間二人と公認会計士合格をめざし、外遊の信濃の祖父の留守宅で合宿した。そこに祖父の養女百合子が女子高生になっていた。百合子の銀座ホステスの母は焼死し、店の馴染み客だった祖父は、恩義から乳児百合子を養女にしたのだった。司郎達は百合子と同級生のサト子、美和に勉強を教え親しんだ。司郎と百合子、仁吉とサト子、明と美和のコンビで、白馬、糸魚川、軽井沢へとそれぞれドライブしたが親に叱られた彼女達が復讐の大騒動を企んだ。

定価:330円(本体300円+税10%)