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現代教養文庫ライブラリ:ノンフィクション~表現の冒険

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異国漂流物語

[著者] 荒川秀俊

本書は、第一部では、『今昔物語』『古今著聞集』などに記されている上古や中世の漂流物語を、第二部では、近世の有名な漂流の記録がまとめられている。さまざまな出来事が意外な結末や影響をもたらしてきたことを知ることができる。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

内なるシベリア抑留体験  石原吉郎・鹿野武一・管季治の戦後史

[著者] 多田茂治

「すなわち最もよき人びとは帰ってこなかった」とは名著『夜と霧』の冒頭部だが、この三人の軌跡を語ってあまりある。自己に誠実であり、他者を助けることをいとわなかった人びとは、祖国に居場所を見つけることができなかった。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

食う。 ~百姓のエコロジー

[著者] 田中佳宏

「食う」といういとなみによって人間は何をし、これからどうしようというのか。米騒動をもたらした平成5年産の米も、日本各地の山の万年雪が大地に滲み込み10年かかって田を満たして、作られた。農業を行う側からの根源的問い。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

青春は築地小劇場からはじまった ~自伝的日本演劇前史

[著者] 阿木翁助

恐慌の嵐が吹き荒れる1930年代、劇作家として世に出たが、世は治安維持法下にあって「左翼劇場」に所属した著者は官憲にマークされる。「ムーラン・ルージュ」や「新派」などを舞台に、日本演劇の重大な変革期の記録として貴重な証言。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

ニッポン奇人伝

[著者] 前坂俊之

「奇人とは、稀人であり、貴人でなければならない」と本書は規定する。永井荷風、坂口安吾をはじめとする作家、中江兆民、石原莞爾、阿部定など明治から昭和までの多士済々。独創性や個性、「貴」なるものを排除する日本に稀な人々。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

日本人漂流記(下)

[著者] 川合彦充

本書は、漂流を海事史的、海外交渉史的、社会史的、文化史的見地から一般向けに書かれた名著。その実証性には定評があり、作家や研究者に高く評価されている。大部かつ充実した密度の高い内容ながら、読み物として知的刺激の富んでいる。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

日本人漂流記(上)

[著者] 川合彦充

本書は、漂流を海事史的、海外交渉史的、社会史的、文化史的見地から一般向けに書かれた名著。その実証性には定評があり、作家や研究者に高く評価されている。大部かつ充実した密度の高い内容ながら、読み物として知的刺激の富んでいる。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

日本すみずみ紀行

[著者] 川本三郎

著者は映画評論でなじみ深いが、都市空間のなかで作家を描く作品でも知られる。『荷風と東京』『林芙美子の昭和』『郊外の文学誌』などがそれだが、その向こうに原風景を求めてひとり歩くというジャンルがあり、本書はその一書。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

花岡事件の人たち ~中国人強制連行の記録

[著者] 野添憲治

「この著の中心をなしている三人の話は、生き方の強さ、戦争のむごたらしさと同時に、戦争責任とは何か、人間が生きるとは何かということを、日常の生活感覚のなかで『問い』かけている」十数年にわたる聞き書きによってなし得た労作。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

非命の譜~神戸・堺浦両事件顚末(下)

[著者] 日向康 井出孫六解説

幕末・明治維新の背後で、急転回ゆえの惨劇が生じていた。首謀者12人目の切腹が行われようとしたとき、フランス側立会人が怯懦によって退席したという一件の堺事件と、神戸事件であった。大岡昇平の鴎外批判に触発されてなった労作。

定価:660円(本体600円+税10%)|カテゴリー:ノンフィクション~表現の冒険

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